消費税

21日付け『しんぶん赤旗』の「主張」が良かった。首相の菅直人さんの言うことが「でたらめだ」と言われている。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2011-01-21/2011012101_05_1.html 主張 「税と社会保障」 財源は消費税増税に頼らずに - しんぶん赤旗

なぜでたらめな論理が通るのか、悔しくて仕方がないのだろう。私も共感します。

消費税ができたのは社会保障の充実が口実だが、実際には、消費税ができてからも社会保障費の自然増が減らされてきた。

社会保障費になぜ消費税をあてるのかという疑問。

消費税は公平な税では全くない。低所得者ほど負担は重くなる。

消費税増税でも価格転嫁ができる大企業の実質負担はゼロ。しかし下請けの中小企業には負担が押し付けられる。

「消費税で入ってきた税収と法人課税の減収が累計でほぼ一致して」いる。

すべて『しんぶん赤旗』で初めて知ったことです。

物心ついた時から消費税が当たり前にあった私にとって、「消費税をなくす全国の会」などという団体があることも、三年前に『しんぶん赤旗』を購読し始めるまでは知らなかったことだ。

数字をどうとらえるか、解釈の違いだが、労働者の年収が減っているのに大企業の（換金可能な資産も含む）内部留保が増えているのは事実。ヨーロッパに比べて日本の企業の社会保険料事業主負担が大幅に少ないのも事実なら、法人税の実効税率は40.69％といっても、大企業には優遇政策があるというのも事実（http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-06-24/2010062401_01_1.html 法人税 「４０％は高い」といいながら実は… ソニー１２％ 住友化学１６％ - しんぶん赤旗）。


ちなみに今日（22日）付けの注目の記事は「『大阪維新の会』シールはがすと『自民党』」です。大阪維新の会の府議候補の松本としあきさんの「個人リーフや封筒には、政党名のところにシールが貼られていました。そのシールをはがすと、なんと『自民党』の文字が…。」

写真がめっちゃくっちゃ面白かった。