2010-11-15
疲れてる
矛盾を受け入れるほど私は大人ではない。
何のための言葉なのか。
大人なんかどうでもいいんだ。
言葉は子供に対して使いたい。
ということで、最近疲れている私ですが、十四日に九条の会で初舞台で発言しました。三分間のはずが、どもって、つっかえて、それでも全部言い切りたいとの執念から倍以上の時間をかけてしまったのが以下( Läs mer ») です。見ずにやったので、言うはずだった内容ですね。(すみません。次回からは原稿を用意したいと思います。)
周りがやさしい人たちで良かった。
地道に活動をされている方々を私は本当に尊敬しています。
発言
こんにちは。上池田に住む大川純平です。
池田に住む一市民として発言します。
去年アフガニスタンで主にアメリカ軍に殺された子供の数は千五十人だそうです。
アメリカのその侵略戦争に協力しているのが日本の有権者です。いまだにアメリカの軍隊に基地を提供しています。
命というのは平等ではないのでしょうか。アフガニスタンの子供と私たちの命というのは平等ではないのでしょうか。
先に日本が行った侵略戦争で、家の中では良き父であり良き夫である人が、中国人などに対しては人殺しだった、それが日本人でした。
それから約七十年後、戦後になり、それから何か変わったでしょうか?
今軍事で侵略することはない、しかし企業というのは安い労働力を求めて海外進出しています。安い労働力ということは、すなわちそこの人たちを対等とは見なしていない、ということではありませんか。
会社という内部ではどうでしょうか。上司の言うことには、たとえ自分が納得していなくても従う、こういう人がほとんどという状況は、軍隊と変わらないではありませんか。
私自身、仕事をしています。ここで内部告発をするつもりはありません。私は何も行動を起こしていません。しかし、悩みながら仕事に就いている、ということは言っておきたいと思います。
こういう身近なところの意識から始めたいと私は思います。
私の知人の障害者は作業所で働いても、時給百二十円だそうです。全くの不公平ですね。収入というのは世の中のどれだけ役に立つか、に関係ありません。私の今の年収は二百万よりずっと下ですが、では私の何十倍もの年収を得ている人は、私と比べてそれだけ世の中の役に立っているのでしょうか。私は全くそうは思いません。役に立つか、役に立たないか、主観的な判断によって生存や自立ができなくなるというのは不公平ではないでしょうか。
私は最近手話を学んでいます。日本手話は日本語とは文法も違う一つの言語です。しかし池田市立図書館では手話に関する本が「言語」の棚に置かれていません。「障害児教育」という「言語」とは全く違うところに分類されています。あくまでも特殊な人々が使うものとして、言語であるのに「言語」の棚から排除している。これが池田市立図書館がとっている態度です。言語を公平に見るという視点が欠けているのです。
もう一つ言いたいのが、いわゆる「英語」のことです。私は、イギリス語と言っています。単にイギリスの言葉に過ぎません。このアングロ・サクソン民族の言葉がまるで共通語であるかのように使われる、これは全くの不公平です。共通語が必要というのなら、なぜエスペラントを選ばないのか。言葉というのは文化の要です。言葉なしに文化というのはありえません。軍事力を背景にした言語の帝国主義によって多くの言語そして文化が滅ぼされてきました。多くの言語が滅んでいったのは、別に支配的な言語が優れているからでは絶対にありません。
弱肉強食を人間の社会に当てはめる考え方は過去も今も根強くあります。
この九条の会はさまざまな考え方の人が集まれる場です。私は、私たちの中の差別意識、不公平さを告発していくことが平和に結びつく、と思う。
私の尊敬する本多勝一さんは、こう言っています、「弱者や少数派を消す論理。まさにこの論理こそが、それこそ『社会の幸福、文明の進歩のため』の、ほんとうの敵ではないでしょうか」と。
ほんとうの敵は何かということを見据えながら、連帯ができれば、と思います。以上です。
4 kommentarer:
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お疲れ様でした。
SvaraRadera大川 純平さん。
発言文書、読ませていただきました。
深い深い、感動がありました。
『命というのは平等ではないのでしょうか。アフガニスタンの子供と私たちの命というのは平等ではないのでしょうか。』
アメリカ軍に殺された数、1050人!
戦争は、人殺しです!
『私の尊敬する本多勝一さんは、こう言っています、「弱者や少数派を消す論理。まさにこの論理こそが、それこそ『社会の幸福、文明の進歩のため』の、ほんとうの敵ではないでしょうか」と。』
すてきです!連帯します!
週刊金曜日、購入しました。
大川さんの「家族」つぶやき?
「20年代」(笑)私はただ、ただ、あなたがとても
若いのに驚き、戸惑ってます・・・
今まで、ともすると・・・
あなたは、年上とも思われるような・・・
それほど、奥深い言葉をくださる方だから・・・
お疲れ様。
ゆっくり休んでください。
「主にアメリカ軍に殺されたアフガニスタン子供の数は千五十人」と私は事あるごとに言ってきましたけれど、これはかなり歪曲した言い方です。
SvaraRaderaまず、十八歳未満の子供の数の1050人というのはアフガニスタン・ライツ・モニター( ARM )による数字ですが、国連アフガニスタン支援ミッション( UNAMA )による数字では345人で、調査機関によりばらつきがあります。
「主にアメリカ軍」と私は言いましたけれど、正確に言えば武力衝突によるもので、自爆攻撃によって殺された子供の数も含まれます。
(参考として。『しんぶん赤旗』の記事http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2010-01-13/2010011306_01_1.html)
こういう歪曲した言い方をなぜしてきたのかと言えば、私自身がこういう言い方をされて印象に残ったから、ということがあります。
しかし誤解を与えるような誇張的な言い方であるのは確かだし、反省すべきなのかもしれません。
アメリカ軍が 1050 人の子供を殺したわけではありませんが、アメリカ軍が主導する外国軍に殺された民間人に子供が多いことは確かだし、例えば子供があいさつしただけで殺されたなどの事例が報告されているのも事実です。
何よりも、アメリカにより引き起こされた戦争なのだから…とは思いますが…。
『週刊金曜日』を本当に買ってくれたのですか!ありがとうございます。新しい社長も涙を流して喜ぶでしょう。
確かに私は自分が典型的な若者だとは思っていません。若いと言っても三十の手前です。若く見える、とは小学生の方からも言われますけれど。
「週刊金曜日」本当にアマゾンで買いましたよ!
SvaraRadera11月5日号を!
でも、まだちゃんと読んでない・・・
これからです!
大川さんの「つぶやき」だけ、すぐに見ました(笑)
そうか~大川さんも若く見えるのか~
私、お顔、存じ上げないから・・・
私もね、若く見えるって言われるのよ(失礼・・汗)
もう、47歳です。
高い買い物をさせてしまったようでかえって申し訳ない。ありがとうございます。
SvaraRadera久保さんは確かにお若く見えますよ。(^^)
私は小さい子らに混じって絵本を選んでいても全く違和感がないというくらいに若く見えるそうです。